水森しずく
悪魔の論理学 | 蔵王大志 |
「光徳の好色一代男・杵島大志、実はホモ…!?」大志はクラスメイトの面前で、瞳一郎にディープキスをされた事から、校内新聞に取り立たされてしまう。瞳一郎を恨みつつ、新聞部に乗り込む大志。 しかし、新聞部部長は瞳一郎が生徒会で悪事を働いている事を語り、それを暴くために瞳一郎への仕返に手を貸すと言うのだった。 大志、瞳一郎へ仕返しができるのか―!? 「嫌いにならないでね」の名脇役キャラが、主役となって遂に新書化。 |
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2002.5.15感想 | |
攻『柏木瞳一郎』拝金主義の策謀家。ク−ル。 人の行動などを把握し、裏を読んで上手い方向に持っていく所が素晴らしいく計算高い。 受『杵島大志』女の子大好きな関西人。ナルシスト。お馬鹿。 でも悪いとも思ったらちゃんと謝れる素直な子です。 設定が私好みですv大志が元々ホモじゃないって所も良い。 女の子大好きで、その所為での訳があって瞳一郎達の学校に来たのですが、こちらでも問題を起こしちゃいます。 私から見ると、母親を求めてるのかな〜と思います。女性に母親を重ねてる部分もあるのでは。 トラウマに捕らわれていて、これに関してとっても臆病です。粋がってはいますが、最終的には本音をもらします。 そして、ホモはいややとか言いながらも、瞳一郎のテクにやられるさまもムフフですv 瞳一郎は事あるごとに大志にちょっかいをかけ、裏を使い自分の方に誘き寄せるように事柄をすすめたり。 本人は、大志の母親以外には嫉妬も焦りも感じないと言ってますが、それまでに起こった事で嫉妬してる様に 見えました。(笑) 他にも大志の為に色々しているので、かなりの御執心かと。(#~_~#) XXXシ−ンはかなり濃厚。表現も瞳一郎のセリフもいやらしくてゾクゾクもんです。 何度目でかはつっこんでいきまくりはあると思いますが、初めてじゃ無理ですよね? こういう本にありがちなそういうのはなく、ちゃんと愛撫もしてあげてます♪ 嫌や嫌やも好きのうちv スト−リ−は似てるの結構あるかもしれないけど、関西のノリにスピ−ド感があって、一気に読めました。 久しぶりに面白かったです。 |