ボ−イズラヴの趣向 | ||
心のバイブル 『炎の蜃気楼』 桑原水菜 これはボ−イズラヴという枠には収まらないほど、人間の心理をついている世界観が素晴らしい作品です。 言葉が心の中に突き刺さってきて、読んだ後放心状態になり色々な物事を考えてしまいます。 物語の中のキャラクターがとても生々しい感情を持っていて、それがまるで自分に当てはまるような、内臓を鷲掴みにされて「これがおまえだ!」と見せつけられるような言葉達です。 その言葉達には憧れもあり、こうなりたい、こういう精神力を身につけたいと思わせる事も多々あります。 40巻を向かえて直江と高耶さんは最上のあり方を見つけました。 人から見える幸せというカタチが、本人達にとっては幸せとは限りません。 私にとって最悪な終わり方は、2人の魂が浄化されて来世でという暗転落ちです。今の人格を持っているから意味があるのであって、変ったら違う物語になってしまう。それだけは嫌でした。 正直、今までSFみたいに色々な事があったから、最終巻には奇跡が起こって欲しいと考えていました。 だけど、あくまで自然に・・・。 最初は高耶さんが息絶えた事実にショックと悲しみで混乱してしまったけど、2回目に読んだ時は微笑んで読み終えられました。だって、直江の腕の中で高耶さんも微笑んでいたから・・・。 これが最上のカタチなのだと痛感しています。 ただその時が早かっただけ、いや、早かったとも言えないかな。400年も生きたのだから。 魂が終える時はいつか来る。その時にどうあるか。 高耶さんは直江を信じてくれた。私も信じています。 長い道程を考えると辛かったけど、・・・1人じゃない。きっと千秋は最後まで付き合ってくれそうだし、桜の木も生きてる。四国に行けば高耶さんの姿が見られる。 直江は自分の魂が浄化されるのを否定して、生きて生きて、魂が高耶さんと同じに老いて死ぬのを選んだんですね。 そして、最後は魂が溶け合うのかな。 直江には他にやらなければいけない事もあるから、忙しい日々を過ごすのでしょうか? 直江と高耶さんに出会えた事を誇りに思います。これほどの生きたキャラクターには、この先会えることは無さそう・・・。 心から水菜先生にはありがとうと言いたいです。 『赤の神紋』 読んでいますが、ミラ−ジュほどははまっていません。 なんというか・・・、憧れや執着の気持ちは愛と紙一重で、響生の激情がどちらに向かってるのかイマイチ解らないんです。 蛍にも言えますが。(^_^;) タイプ 【攻め】 精神的に大人で頭脳明晰・容姿端麗であると嬉しいな♪美辞麗句をすらすらと並びたてたり、鬼畜、言葉攻めが上手い、表面上は冷静に見えても内には情熱を秘めてる、特定の相手に対してだけ感情をあらわにするとか燃えます。(笑) 直江はパ−フェクト。 【受け】 一般的に背が高くても、攻めよりも少しだけ背が低ければいいです。髪は絶対に黒髪短髪。性格は気が強くて、芯がある。だけどその中に脆くて儚い、一歩間違えると壊れそうな精神状態を持っている。 嫌がる言葉としては、『嫌だ』『やめろ』とか良いですね♪『嫌っ』『やめて』とかのぶりっこ系は苦手です。(-_-)『やめて・・・くれ』(あくまで強気)とかつくのは大丈夫ですv 高耶さんはモロタイプです。(*~_~*) 逆に苦手なのは、攻めは特に無いけど、受けがはショタとナヨナヨした女の子みたいなのはどうも受けつけません。 あくまで男X男が好きですv お気に入り本 普通の漫画本では『闇の末裔』松下容子がお気に入りです。 ボ−イズラヴじゃないのでしょうけど、要素たっぷり。(笑) 勿論都筑さん受で、攻1番希望はDrです。キャラクタ−皆綺麗で個性的ですよね。 私は単行本が出たら買うタイプですが、出るのが物凄く!遅いです。(-_-) 雑誌読んでる方に聞いたら、連載も休み休みで作者さんはゲ−ムに溺れてやる気が無いという事でした。本当なのでしょうか? 新刊楽しみにしてるのに、寂しい・・・。 好きな小説家 桑原水菜 『炎の蜃気楼』 『赤の神紋』 吉原理恵子 『渇愛』 『間の楔』 『二重螺旋』 等こういう話がタイプです。 [『子供の領分』エッチが無いけどキャラひとつひとうの個性が際立って、あやしいシーンもあるし妄想を駆り立てられます。 陽一×広海や小林×広海が好きですv 最近のラヴラヴvボーイズラヴvな感じよりシリアスで昔の耽美系とかジュネとか言われている方が好きみたいです。 斑鳩サハラ 好きなのは色々有りますけど、昔 「麗人」 という雑誌に連載された 『ミッシング・リンク』 が大好きでした。が苦しくなるほど切なくて、前編・後編で載っていましたが中途半端に終わってしまいました。その後も雑誌を買い続けましたが載る事無く・・・。 先日 『密のくちびる〜ミッシング・リンク〜』 という単行本になっているのを知って胸躍らせながら買いに行きました。 だけど、終わり方が微妙でした。何年もどうなったのか気になっていて、主人公と親友のカップリングが頭の中で出来あがっていたので。(^_^;> 四谷シモーヌ 水島忍 池戸裕子 広瀬司 若月京子 桃さくら 成田空子 月上ひなこ ボ−イズラヴCDで好きな声優さん 攻め 速水奨(直江) 森川智之 櫻井孝広 小杉十郎太 鈴置洋孝 井上和彦 成田剣 三木眞一郎 子安武人 塩沢兼人 私が好きな攻の声優さんは、低音のセクシ〜ボイスをお持ちの方ですv 受け 鈴村健一 伊藤健太郎 岩永哲哉 森久保祥太郎 関俊彦(『ミラ−ジュ』の印象が強い) 松本保典(『渇愛』印象が強い) もう壊れちゃいそうな儚げな感じより、男の子!(または青年)という声の方が好きです。 石田さんはお世辞抜きでそのものの声は演技も上手ですし好きですが、BLでいうと私の好みに入らないのです。 受けにするとナヨナヨ系でモロ苦手、攻めといっても確かに声は細いけど芯が通ってる感じはしますが、イメージと合わない。(^_^;> 石田さんはBLCDでかなりお見かけするのに、何故どちらにも書いてないんですか?って不思議がられるので、正直に書きました。(笑) |
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